映画: 2008年3月アーカイブ

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© 2007 TWENTIETH CENTURY FOX

雨の中、恵比寿で「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」のウェス・アンダーソン監督「ダージリン急行」を観た。骨組みは典型的なロードムービーだ。主人公たちが旅して、何かが変わるんだ。で、オレはこういう映画が好きなのだ。

オモローな三兄弟がインドを旅する映画なのだけど、うちの兄弟で旅したらどんな感じなんだろうと、シミュレートしながら観てた。それはすごいいいアイデアだと思った。ぜひ実現してみたいと思った。きっとうまくいくとちょっとばかし心の中で思った。でも金と時間がない事に気づいた。

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(c)2008映画「闇の子供たち」製作委員会

マスコミ試写で「闇の子供たち」を観た。梁石日の原作も読んでるので、こういう現実(本で読んだだけで実際に見てないけど)があるんだよな的記憶を辿りながら観てましたが、映画の方が興味深い結末でした。

ペドファイルって小児性愛者が子供を犯すシーンがるんだけど、ここらへんはちゃんとごまかさずに生々しく描いてるわけ。でペドファイルが子供をビデオに納めようとするんだけど、その時のデジタルビデオがキヤノン。で、主人公側の青年カメラマンが使ってるカメラがニコン。で装飾協力がニコン。これ酷いなと思ったら、ニコンはデジビ作ってないのか。

江口洋介が上半身裸の肉感シーンがあるんだけど、「どついたるねん」の赤井の時もそうだけど、この監督はよく男の肉体を撮りますね。にしても阪本順治映画観なくなって久しい。「新・仁義なき戦い」まで観ててそれ以降は止まってます。今回生阪本順治が見れたので、復習していこうかな、と。

今回宮崎あおいはぴったりな役だと思った。たぶんあんな性格だろう彼女(役者はこうやって勝手なイメージを押し付けられてるんだけどそういう仕事だからして)。江口洋介の口開けたアップが大仁田厚にしか見えず、もっとまともな俳優雇えよ!って上から目線で見てました。で、佐藤浩市が出てきた時いっきに引き締まったな。やっぱうまいわ。

で、この手の現実を思い知らされる系映画を見た後、オレどうすればいいの的な気分になるんだけど、とりあえずペドファイルの人たちがこの世から消えてなくなるようにお祈りします。まあ祈っても何も変わらないけどな。

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(C)2007TwentiethCenturyFox

シネタワーでジャンパー観た。移動家のオレとしては欲しい能力ナンバー1の瞬間移動だが、その特殊能力があるゆえに狩られるのは嫌。特殊能力鬼ごっこみたいな映画。DVDは出ても要らない的な、レンタルで良かった的な良作。

一応日本にもジャンプしてくるんだけど、場所が東京の渋谷。地下鉄に乗って銀座に出るんだけど、地上に出たらそこは渋谷。いやこれは銀座から渋谷にジャンプしたって事じゃなくて、よく外国の映画にありがちな地理無視な編集ってやつ。渋谷が銀座で、銀座が渋谷? も〜! ややこしや〜 ややこしや〜

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(C)2007 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

シネタワーで「アメリカンギャングスター」を観た。
一つの教訓は、悪い奴は目立ってはいけないって事で、そういう奴は目を付けられて終わり。まぁ、良い奴も目立つと何かと叩かれるし、そんな世の中ってこと。君のまわりでも、目立たない奴ほどワルかもな。

ってこれくらい軽い感想にしとく。


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TM & (C) MMVII NEW LINE PRODUCTIONS, INC.ALL RIGHTS RESERVED.

わたしだけ? 
ニコール・キッドマンが、ドロロンえん魔くんに見える。

なんだろ、あのダイモンって、ポケモンみたいなもの?

見所たくさんなコドモ映画なはずなのに、
シロクマ同士の決闘とかまだ許せるけど、
何故か最後戦争なんだよな。魔女が弓射ったりな。
面白かったらコドモと吹き替え版を見に行こうかと思ったけど、はいダメー。

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