日本映画: 2008年9月アーカイブ

必要以上に心身ともにしんどい時はどうする? そうオレの身体を心地よく癒してくれる映画館だ。できれば好きな俳優が出てる映画がいい。なになに? トヨエツと香川照之が出てる映画? じゃあ「20世紀少年」に決めた、原作知らないけど。

そんなこんなで観た「20世紀少年」は普通に楽しめた。新興宗教と戦うべく40代のおっさん達が集う映画。一番言いたかった事は、エンドロール後の「第二章」に続くって事だろう。もう、観る観る、絶対に観る。

素直に楽しめたのは原作知らないからだろうな。特におマンガが原作となると、必要以上にファンが原作の世界観を語りだし、映画と比較して、壊されたとか笑止なこと言い出すだろ? で、映画はおマンガより端折らざるを得ないから、おマンガ読んでないとわからないのではないか?とか言い出しがちだろ? でもな、映画には映画の文法があってな~、とか考えながら見てました。あー、リラックスできた~。原作? 読まない。

TOKYO!」観た。小洒落た映画かなと思ってみたら、おもしろファンタジー映画だった。「恋愛睡眠のすすめ」のミシェル・ゴンドリーと「ポンヌフの恋人」のレオス・カラックス、「グエムル」のポン・ジュノ、でオムニバス。

では順番に。まずはミシェル・ゴンドリーの「インテリア・デザイン」はセガールの娘主演で「恋愛睡眠のすすめ」みたいなかわいらしいお話。

つぎのレオス・カラックス「メルド」は「糞」って意味で、一番過激的でクレイジーな映画。音楽がゴジラのテーマ。

最後のポン・ジュノ「シェイキング東京」は、おっさんの香川照之が、蒼井優ちゃんのボタンを押す映画。もうさ、恥ずかしくなるくらい香川照之があどけないw

東京ってこんなに面白い街なんだね。

黒沢の「」DVDを観た。黒沢と役所コンビでは「ドッペルゲンガー」で地雷を踏んでるので、警戒しながら見たら、激面白かった。

幽霊が赤い服着てたり、ナイトシャマラン的な表現で、叫ぶ! で、赤ちゃんを抱っこして寝かしつけながら観てたんだけど、幽霊が叫ぶシーンで、赤ちゃんが目を開けて泣いてくるので、一時停止にして、赤ちゃんを寝かせることに専念したワケ! そしてしばらく経つと、うちの東芝のHDレコーダーの特性である、DVDの一時停止は突然終了し24時間テレビの松順の顔がドーン!と出たときは一番びっくりしたな、オレが。

観てるときは、前近代なきもちわるさが漂いまくって、韓国ホラーっぽくもあるよなぁとか思いつつ見てたんだけど、終わり方も唐突で、なんだよ!って思ってたら、幽霊のセリフ「私は死んだ。だから、みんなも死んでください」で突然大納得した。あ、なるほど、幽霊ってそんな事考えてそう!

Flickr

www.flickr.com
tigeronbeat's photos More of tigeronbeat's photos

the ninja