タイ映画: 2008年10月アーカイブ

前に観た「アート・オブ・デビル」でスパクソーク・チャイモンコン(Supakson Chaimongkol/ศุภักษร ไชยมงคล)の虜になったので、念願の「マッハ!エンジェル」を観た。

上のポスター左から二番目が、スパクソーク・チャイモンコン(Supakson Chaimongkol/ศุภักษร ไชยมงคล)。

真ん中が、ボンコット・コンマライ (Bongkoj Khongmalai/บงกช คงมาลัย)。「ラストウォーリアー」や「トム・ヤム・クン!」や「the EYE3」等でヒロインやってます。「the EYE3」はピーだっけか。日本でもおなじみ級なので、真ん中陣取ってるんでしょう。

右から二番目がゲーサリン・エータワッタクンKessarin Ektawatkul / เกศริน เอกธวัชกุล)。「七人のマッハ!!!!!!!」でテコンドー使いだったニュイな。

両端は三枚目キャラで、いいや。

以上を注目。で、もう映画の感想終わりみたいな、映画。

もうちょっと書くか。「チャーリーズ・エンジェル」みたいなスパイ映画。で、指令を出すのがペットターイ・ウォンカムラオPetchtai Wongkamlao/เพ็ชรทาย วงศ์คำเหลา)。「マッハ!!!!!!!!」や「トム・ヤム・クン!」でトニー・ジャーとコンビだった面白い顔のおっさんな。

一見化けそうなアクションコメディだったのだが、ノリが世界標準に至らないギャグレベルで、せっかくの身体をはったアクションも(スタントマンのアクション共々)ドタバタコメディになりさがってしまった。90年代香港アクションコメディから進化してないです。進化してるといったら、彼女らのたわわなボディだけですから、とあえてオジン臭い文章でまとめてみました。

とは言いつつ、世界標準が全てでないと思ってますし、そんなの期待してたらこんな映画観る訳ないって話しもありますので、続けますと、タイのローカルなノリやセンスを体感できるといいわけで、サイアムスクエアあたりの映画館で、上映前にだらだら起立して、冷房寒ぃなーなんて愚痴りながら、若者がキャッキャッ楽しみながら観るには良い映画なんじゃないでしょうか。

とは言いつつも、ある程度クオリティの高いものを量産してもらわないと、タイ映画が日本で盛り上がらない→儲からない→配給されないという事で、タイ映画ファン的には複雑な気分であります。かつての香港映画ブームというか、ジャッキーブームや、韓流のようなムーブメントを起こすには物足りなすぎる作品ではあります。

DVD特典のミュージックビデオが本編よりも完成度高かったのでそちらだけでも観てほしいと思い、動画サイトを探しまくったがないのな。しょうがない、代わりにボンコット・コンマライのダンスでお茶を濁そう。

以下ポスター集


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