tigeronbeat: 2007年9月アーカイブ

急逝したアクション・スター、ブルース・リーの生涯をハリウッドが描く。傷害事件を起こし、単身アメリカへ渡ったリーは、大学に通いながらも苦労してクンフー道場を開く。その影には常に愛妻リンダの姿があった。同郷の掟にそって行った闘いの中、致命的なケガを負わされるリー。だが、リンダと幼い息子ブランドンのために、リハビリを続け復活を果たす。やがてリーの資質に目をつけたハリウッドはTVドラマの準主役に彼を抜擢、リーのスターとしての将来は明るく見え始めたが……。

深夜のテレビでやってた「ドラゴン/ブルース・リー物語 」を観た。主演のジェイソン・スコット・リーの顔が、ブルース・リーというよりはよゐこの浜口とふかわりょうを足した様な顔にしか見えなかったが、仕草が表情を研究したのかいい感じに仕上がってて好印象。

こうなってくるとダニー・チャンの「李小龍伝記」がとても気になってくるな。

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『ムトゥ 踊るマハラジャ』のラジニカーント主演、精神科医に扮した彼が“チャンドラムキ”の悪霊に立ち向かう痛快娯楽映画。アメリカから帰国した精神科医・サラヴァナンは、親友のセンティル夫妻と共に古びた館に住むことになるが…。

前回の「パダヤッパ」(99)に続き「チャンドラムキ」(05)とインド映画二本立てで観たのだが、映像表現が格段に進歩してて楽しめた。CGとワイヤーフレーム使えるインド映画は最強だな、と。でも編集の妙さがあいかわらずで、いまの何?みたいなシーンが多々あり笑える。ストーリーとしては「パダヤッパ」の方がしっかりしてて好みかな。

やっぱ、インド映画観てると、踊りは娯楽の原点だなと思えてくるな。あとラジニカーントやや老けてきたな。

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 「ムトゥ踊るマハラジャ」のラジニカーントが、同作品のK・S・ラヴィクマール監督と音楽のA・R・ラフマーンと再び手を組んだマサラ・ムービー。神の化身であるコブラに信心深い娘バスンダラがミルクを捧げようとしている。そこへ車で通りかかったのは富豪のお嬢様ニーランバリ。通行の邪魔だとコブラを追い払おうとしたところに、主人公パダヤッパが登場。強引に揉め事を静めると、バスンダラとニーランバリのふたりはパダヤッパに恋してしまい……。

ナマステインディアに向けてモチベーションを高めるために「パダヤッパ~いつでも俺はマジだぜ!~」をDVDで観た。なんといっても印象に残るテーマソングが渋くて、これ観てる期間ずっと脳内ループしてたが、DVD返す前にサンプリングしとけばよかったと後悔。

関係ないけど、この映画観た感想というか一口メモみたいなblogの書くのすげーめんどくさいんだけど。でも書くと「この映画見たっけ?」とか「いつ見たっけ?」って資料として利便性があるんだよな。同じDVDを知らずに二度借りた事あるしな。ハリウッド大作とかだったらそんな事ないと思うけど、たとえばタイ映画の「セマ・ザ・ウォリアー」と「ラスト・ウォリア」なんて、ちょっと時間があけば実際ジャケを見ても「どっち見たんだっけ?」って戸惑うよ?大量に映画見る人は特に。あとゾンビ映画とかな。

もっと書く敷居を下げるために、メモ程度に抑えるってのも手だな。こんなの書いてる暇あったら映画見るしな。

最近観て何も書いてない映画

「ファンタスティック・フォー」http://movies.foxjapan.com/f4/
「ラッシュアワー3」http://www.rh3.jp/
「インサイドマン」
「エラゴン 遺志を継ぐ者」
「隣のリッチマン」
「ハッピーフライト」

崩壊寸前の“負け組”家族の再生の道のりを皮肉な笑いと感動で綴るハートフル・ロード・ムービー。サンダンス映画祭で評判を呼び、インディ作品としては異例の全米スマッシュ・ヒットを記録、大きな話題を集めた。監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え崩壊寸前。そんなある日、9歳の娘オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。そこで一家は旅費節約のため、オンボロ・ミニバスに家族全員で乗り込み、はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだが…。

DVDで「リトル・ミス・サンシャイン」を観た。ナイト・シャマラン監督の「サイン」の子役の女の子アビゲイル・ブレスリンが、美少女コンテスト“リトル・ミス・サンシャイン”に出場するために家族で小さなバスに乗ってカリフォルニアまで行くロードムービー。

バラバラの家族が、壊れたバスを押しながら団結していく描写はエレガントだよなぁ。リトル・ミス・サンシャイン会場での大団円は「バス男」級に報われた(いい所に連れてってくれた)し。あ、両者ともサンダンス映画か。閉じ方が上手だよなぁ。さじ加減が絶妙。

極限までチューンナップされたカスタムカーのハイスピードバトルを描いたカーアクションシリーズ第3弾。舞台を東京に移し、白熱のドリフトレースが展開する。主演は『ジャーヘッド』などの若手実力派、ルーカス・ブラック。

DVDで「ワイルドスピード×3 TOKYO DRIFT」を観た。アメリカの老けた高校生が日本に転校してきて、車でやんちゃするお話。ドリフトとか車の技術的な話は「カーズ」並で、車好きでなくても十分楽しめる。先日観た「デス・プルーフ」といい、カーアクションって古典ですがスピード感かつメカのかっこよさも相まって、改めて良いジャンルだな、と。ちなみに三作目のようですが前作見てないですが、話は繋がってない様です。完結してました。

で、この映画を観ようと思ったきっかけは、ふとタイのディスコ音楽CDを聴いてたら、「Tokyo Drift」って曲があって、調べたらTERIYAKI BOYZの曲「TOKYO DRIFT」をリミックスしたっぽかった。こんな感じTeppanyaki Boys VS MC Boy「Tokyo Drift」(Sexy Coyote VCD)とか Drift Boyz「Tokyo Drift [Hip Hop Mix]」(Tokyo Drift Dance)。…タイでも流行ってるのかなと思うと観るしかないでしょ。

DVDで「デスノート」を観た。ちょうどマンガ1,2巻を読んでいたところだったので、以後夜神月の声は藤原竜也の声で読むこととなる。が、藤原達也の声ってなんかトッポジージョみたいなんだよなぁ、って思ってたら、「スチュアート・リトル」のスチュアートの声の吹き替えやってたんだ! コレだ!

六本木ヒルズで「グラインドハウス」レイトを観た。

http://www.grindhousemovie.jp/

ネタバレしない方向で…

まずはフェイク映画「MACHETE」の予告。主演はロドリゲス映画によく出る怖い顔のダニー・トレホで、スパイキッズのオジさんの役名もMACHETE。

最後のシーンで会場大拍手。

次にロドリゲスの本編「プラネットテラー」。これと「MACHETE」はセットなのか、試写で観たので二回目。かわいこちゃんが出てくるクレイジーなゾンビ映画。血の感じは粘着のあるべちゃべちゃ血。なによりもロドリゲスの音楽が泥臭くて最高にマッチ。

またつなぎにフェイク予告「Thanksgiveng」「Don't」「Werewolf Women of the S.S.」。特に琴線に触れたのはニコラス・ケイジのフーマンチュー! 「天才悪魔フーマンチュー」のあれか。

最後にタランティーノの本編「デス・プルーフ」。かわいこちゃんが出てくるクレイジーなカーチェイス映画。特筆すべきはスタントマン・マイク役のスネーク(カート・ラッセル)が老けてたけど、笑顔が最高にかわいかったってコト。最後のシーンで会場大拍手。

まとめ。二つ繋げてみるとまた趣が違って面白い。今んとこ二つセットで今年一番オモロ映画に認定。これは絶対映画館で観る映画だな。またはテレビの深夜でたまたま見るタイプの映画。今日の劇場はほぼ満席で、拍手が起こったり映画祭のノリだった。東京ファンタのオールナイトを思い出しながら観てた。 これぞ映画。

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