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ベクマンベトフ監督「ウォンテッド」観たぁ。ベクマンベトフってロシア映画「ナイトウォッチ」の。あれ、東京ファンタ2005で、いとうせいこうさん筆頭に、上映できるように署名とかやってたのが懐かしいな。今思えばさ「ナイトウォッチ」って発禁なるほどヤバい映画でもなかったし、あれはなんというか大人の事情で騒いでただけの、ただの宣伝だよね。

で「ウォンテッド」だけど、「ナイトウォッチ」風味のガン=カタ映画だった。もう弾丸で殴り合うって表現がぴったりだったな。ベースが香港カンフー映画の修行だし。モーガン・フリーマンの顔がしわしわすぎて、蝉の腹を見ているようだった。

でなロシア時代の「ナイトウォッチ」で一番オレの琴線に触れたのが、英語字幕自体につけられたモーションタイポだった。この人、文字も映画に取り入れるの巧いんでやんの。今度の「ウォンテッド」でもやってくれよった。キーボードで人の顔を殴ったら、壊れたキーがスローモーションで飛び散って「FUCK YOU」って並びに。で最後の「U」が折れた歯なの。

↓そのシーン

うん、かなり良かった。気分的には、香港時代のジョン・ウーを彷彿させてくれた。もちろん最高峰に進化してるけど。

2008年/ロシア/カラー/113分/

マスコミ試写でロシア映画「ストリート・レーサー」を観た。「ワイルド・スピード」は3のTOKYO DRIFTしか観てないけど、そんな感じの映画。

出てる人の顔がみんな美男美女で車もピカピカで、自分の事「かわいい おもちゃ」と涙ぐんでたお姉さんは伊東美咲をロジア人にした様な顔してたし。ロシア語新鮮でした、なんかインド映画観てる様な耳障りだったわい。最近だと「ナイトウォッチ」以来か。

でもな、最後ハッピーエンドっぽく終わるけど、奴らのやった事はいくら警察のコネがあろうとも、全員ブタ箱行きだろ? 法律の素人のオレでもわかるぞ。あとさ、エンドロールが全部ロシア語で暗闇の中最後まで見せられる訳だが、読めないから。意味わかんねーっつーの。

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