2008年9月アーカイブ

日本語のキャセイパシフィック航空のホームページからチケット買えた人はどれくらいいるだろうか?と思う程、あほ仕様である。

たとえば、最初の電話番号入力には、国、地域、番号と三つの項目に分けて書く欄があるんだけど、国に「+81」地域に「3」番号に「電話番号」と入れるとエラー。色々トライアンドエラーで得た正解は国「+81」地域「-3-」番号「電話番号」だった。まず、地域の欄に「-3-」を入れるって概念オレには無かった。国が「+81」なのは薄々感じてたけど。あの、これって何もヒント無しだから。何度もエラーが返って来て得た回答だから。普通わかるか?

でもこの程度ではブログのネタにもならんだろう。ここからがすごい! さて、これらを入力して次のステップにいくわけだが、次では今書いたこの電話番号でエラーが返って来る。さっき入力して通ってたのにだよ? でまた当てずっぽで違う様式で入力を試すわけよ。結局三つの欄の中身が(81)地域(03)番号(電話番号)が正解だったよ...。で、住所を書いたりして、ここで送信。

こんどは、今まで通っていた住所でエラーが返って来る。番地を大文字にしたり小文字にしたり、よくある入力間違いを入れてもエラーが返って来る。正解は、英語で書くと通った。日本語のページだし、どこにも英語で住所を書けなんて書いてないよ? その前に入力した時は日本語でエラー出なかったんだから。最後の確認でエラーだよ? ありえないだろ。たぶんステップごとに担当プログラマーが違うんじゃないかな。ポリシーが違いすぎる。最後に行くにつれて英語を機械的に日本語に訳しただけのページになっていた。あと、時間かかりすぎるとタイムアウトで入力やり直しだから。難易度跳ね上がりますよ。

もう、よっぽどのウェブ入力リテラシーのあるオレらだから成し遂げたけど、普通これは難しすぎてチケット買えないんじゃないかな。何つうか、アドベンチャーゲームのコマンド探しかっつーの!!!

てかさ、今後の為にキャセイにクレームメール送ろうと思う。はっきし言って英語のページから買った方がストレス無く買えるから。

ベクマンベトフ監督「ウォンテッド」観たぁ。ベクマンベトフってロシア映画「ナイトウォッチ」の。あれ、東京ファンタ2005で、いとうせいこうさん筆頭に、上映できるように署名とかやってたのが懐かしいな。今思えばさ「ナイトウォッチ」って発禁なるほどヤバい映画でもなかったし、あれはなんというか大人の事情で騒いでただけの、ただの宣伝だよね。

で「ウォンテッド」だけど、「ナイトウォッチ」風味のガン=カタ映画だった。もう弾丸で殴り合うって表現がぴったりだったな。ベースが香港カンフー映画の修行だし。モーガン・フリーマンの顔がしわしわすぎて、蝉の腹を見ているようだった。

でなロシア時代の「ナイトウォッチ」で一番オレの琴線に触れたのが、英語字幕自体につけられたモーションタイポだった。この人、文字も映画に取り入れるの巧いんでやんの。今度の「ウォンテッド」でもやってくれよった。キーボードで人の顔を殴ったら、壊れたキーがスローモーションで飛び散って「FUCK YOU」って並びに。で最後の「U」が折れた歯なの。

↓そのシーン

うん、かなり良かった。気分的には、香港時代のジョン・ウーを彷彿させてくれた。もちろん最高峰に進化してるけど。

まえにみやび買ったって書いたやん? でさ、このベルトの部分が固くてさ、買ったばっかだとカチッって閉めるのが難しいのよ。もう今では馴染んできて、きれいにカチッとしまるけどな! 

で、スタバでゲームしてた時な、コーヒー飲もうとDSをテーブルを置こうとしたら、立ちよった。あぁ、なるほど、ベルトが固いのはスタンドにもなるのか!!!

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インド料理屋でもこうよ。ゲーム眺めながらご飯。一人でレストランも間が持つってもんよ。いや、さすがに食べながら、ゲームはしないけど!!! 閉じてます。

ハードコアサバイバルムービー「フロンティア」を観た。簡単に言うと「ホステル」みたいな映画。で、思い出したよ! オレ「ホステル2」見逃してるわ。要するに、拷問チックな残虐集団から逃げる映画。

妊婦が主人公なんで安心して見れた。何が安心って、「THE FEAST」じゃない限り、妊婦は死なないから...って「デイ・オブ・ザ・デッド」の時と同じ感想を書こうと思ったら、こっちはやばかった。最後、妊婦はプルプル震えながら尋常じゃない様子だったよ。絶対に妊婦は観ないでね!

なんかもう残虐表現がノリに乗ってて、普通じゃなくて、普通ってのは例えばアキレス腱をはさみで切る時って、切る瞬間にカメラ切り替えて絶叫に繋げたりして患部を映像に映さないじゃない? それが普通でしょ? でもこの「フロンティア」は逆で、初めカメラ引きで、アキレス腱を切る瞬間に、足大写しですよ! チョキンってスクリーンいっぱいに...この悪趣味!

必要以上に心身ともにしんどい時はどうする? そうオレの身体を心地よく癒してくれる映画館だ。できれば好きな俳優が出てる映画がいい。なになに? トヨエツと香川照之が出てる映画? じゃあ「20世紀少年」に決めた、原作知らないけど。

そんなこんなで観た「20世紀少年」は普通に楽しめた。新興宗教と戦うべく40代のおっさん達が集う映画。一番言いたかった事は、エンドロール後の「第二章」に続くって事だろう。もう、観る観る、絶対に観る。

素直に楽しめたのは原作知らないからだろうな。特におマンガが原作となると、必要以上にファンが原作の世界観を語りだし、映画と比較して、壊されたとか笑止なこと言い出すだろ? で、映画はおマンガより端折らざるを得ないから、おマンガ読んでないとわからないのではないか?とか言い出しがちだろ? でもな、映画には映画の文法があってな~、とか考えながら見てました。あー、リラックスできた~。原作? 読まない。

ダークナイト」観た。長かった〜。インド映画よりはましか。しょっぱな、銀行のスーツ役にマホーンが出て来て、うわっ、すげー、マホーンだ!ってひとしきり感激。こんな所にいたのか、マホーン! はやく「プリズンブレイク3」観たいけど、今、家ではそんなゆとりはないです。待ってろよ!マホーン。

なんというか、ある意味バットマンってもう過去のもの的な気分になってた、正直なところ。でもなジョーカーとバットマンの戦いだけでまだこれだけ描けるんだなって感心したな。結構バイオレンス気味だけど、日本では年齢制限ないのね? まぁ、ホラー多めに観てると、そこら辺の表現に麻痺してるけど、オレ。でもなレクター博士級に、だんどりの良過ぎる犯行はちょっと映画チックだったけどな。

まぁ、バットマンがこれでまたぶり返せるなら、連れ合いの大好きなスーパーマンも21世紀に復活できるんじゃないの? 個人的にはハル・ベリーちゃんの「キャットウーマン」を面白く復活してください。>DCコミックの偉い人 
あ、「スーパーマン リターンズ」ってあったな、地味ーに。

あと必見だったのは、モーガンフリーマンが香港に到着した時にお迎え役で出た、世界のハメ撮り王ことエディソン・チャンの勇姿だなw 意味が分からない人は、エディソン・チャンで検索。


これはヤバイな。このセンスはめちゃめちゃオレと近い感覚の持ち主が作ってるやないですか。ゲキレンジャーの時も思ったけど、もうさ、完全にジャッキー世代の申し子の仕業やないですか。

もうジャッキーJrのジェイシー・チャンや、サモ・ハン・キンポーJrのジミー・ハンの時代、21世紀だというのに、めっちゃ80年代やん。いかす!


「デイ・オブ・ザ・デッド」予告

「死霊のえじき」リメイク「デイ・オブ・ザ・デッド」を観た! 走るゾンビに武器持ってるゾンビに知恵のあるゾンビと、何も目新しいところはないが、ヒロインのミーナ・スヴァーリ扮するサラ伍長がめちゃかわいくて、安心して見れた。何が安心って、「THE FEAST」じゃない限り、こんなかわいい主人公死なないって。

映画の内容は、軍のあれで、ゾンビが発生して、襲って、逃げて、反撃して終了、みたいな。典型的なゾンビ映画です。その点でも安心して見れます。「死霊のえじき」みたいに壁から手がいっぱい出てくるような、バカっぽいシーンも無いです。

あと上映前にロメロの「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の予告やってたけど、こっちの方が内容が濃そうだ。


「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」予告

あとゾンビじゃないけど、「フロンティア」おもしろそうだったな。

TOKYO!」観た。小洒落た映画かなと思ってみたら、おもしろファンタジー映画だった。「恋愛睡眠のすすめ」のミシェル・ゴンドリーと「ポンヌフの恋人」のレオス・カラックス、「グエムル」のポン・ジュノ、でオムニバス。

では順番に。まずはミシェル・ゴンドリーの「インテリア・デザイン」はセガールの娘主演で「恋愛睡眠のすすめ」みたいなかわいらしいお話。

つぎのレオス・カラックス「メルド」は「糞」って意味で、一番過激的でクレイジーな映画。音楽がゴジラのテーマ。

最後のポン・ジュノ「シェイキング東京」は、おっさんの香川照之が、蒼井優ちゃんのボタンを押す映画。もうさ、恥ずかしくなるくらい香川照之があどけないw

東京ってこんなに面白い街なんだね。

黒沢の「」DVDを観た。黒沢と役所コンビでは「ドッペルゲンガー」で地雷を踏んでるので、警戒しながら見たら、激面白かった。

幽霊が赤い服着てたり、ナイトシャマラン的な表現で、叫ぶ! で、赤ちゃんを抱っこして寝かしつけながら観てたんだけど、幽霊が叫ぶシーンで、赤ちゃんが目を開けて泣いてくるので、一時停止にして、赤ちゃんを寝かせることに専念したワケ! そしてしばらく経つと、うちの東芝のHDレコーダーの特性である、DVDの一時停止は突然終了し24時間テレビの松順の顔がドーン!と出たときは一番びっくりしたな、オレが。

観てるときは、前近代なきもちわるさが漂いまくって、韓国ホラーっぽくもあるよなぁとか思いつつ見てたんだけど、終わり方も唐突で、なんだよ!って思ってたら、幽霊のセリフ「私は死んだ。だから、みんなも死んでください」で突然大納得した。あ、なるほど、幽霊ってそんな事考えてそう!

ハンコック」観た。スーパーヒーロー的には空飛べて、力強くて、不死身の身体、みたいな。でもそれに釣り合うだけの敵が出てこなくて残念だったけど、しいていうなら、ネタバレさせてもらうと、奥さんとのバトルが一番の見せ場みたいだったので、あぁ、そういう映画なのね、と理解したよ。家族愛的な、なっ!

ただな、破壊シーンはこってて、ぶつかったり、着地したりの破片粉々エフェクトはすごかったな。それに反してプリズンで囚人の頭部を、もう片方の囚人のお尻に入れるというシーンがあってな。その表現がチープすぎて笑えないんだけど、な。まぁ、面白いけどさぁー、これ見てオレが笑えばいいのね? みたいなすごい遠いところから鑑賞してました。

あとな、ウィル・スミスの顔がなキング・オブ・コメディの今野浩喜に見えて仕方が無いな。もう無理、戻れない。みたいな!

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